出張のため新幹線に乗っています。
たしか一昨日も先週も乗ってたと思うんですけどね…。
自らの業務量の最適化(怠ける、サボるとも言う)にかけては右に出る者なしを自負する私ですが、この年度末ショックに伴うブラックな荒波から逃れることはできなかった。
行きたいライブも我慢して、女房子供もほったらかしで、朝から晩まで平日も週末も泣きながら働いております。
そんな日々の中で、通勤BGMにはソウルとかジャズとかファンクとか、ブラックミュージックのリズムを欲することが多い。
やはりそのルーツが過酷な労働に遡るから、なんでしょうか。
そして気がつけば、リーファンデさんと東郷清丸さんをお迎えしてお送りするイベント「Sons of Nice Songs Vol.1」まであと1ヶ月となりました。
というわけで今回は、若きソウルボーイ・リーファンデ(Lee & Small Mountains)がいかに素晴らしいシンガーソングライターかということをお伝えしたい。
そもそも私がイベントを企画しようと思ったのは、去年の11月、下北沢でリーさんのライブを観たから、と言っても過言ではない。
昨年1月にリリースされた超名盤『カーテンナイツ』の熱量はそのままに、みずみずしい情景が鮮やかに広がっていく歌を聴いて、「これはもっと多くの人に聴いてもらわなければならないヤツだ…」と勝手に昂ぶって、その場でオファーしてしまったのです。
なんというか、聴く者の一番熱くて最も繊細な部分に、ダイレクトに触れてきて、何かをかきたてる力があるのですよ、彼の歌には。
例えばこんな歌。
一人の若者が世界に向き合う時に生まれる、かぎりなく青い緊張感。
些細なことに傷ついたり、迷ったりしながら、それでも前に進もうとする決意。
そういうものを、さりげない言葉で綴られた歌詞や、力強いメロディーから感じるのです。
そりゃ傍らで見つめる曽我部恵一さんも思わず「いい感じだね」とつぶやいちゃいますよ…。
そして曽我部恵一と言えばこの動画も。
「カーテンナイツ」の監修(プロデュースではなく)を務めた曽我部氏からのアドバイスを聞くリー青年のチャーミングな佇まいよ。
リーファンデさんの音楽を「〇〇を好きな人にオススメ!」みたいな言い方もできるんだけど、できればそういう言い方はしたくない。
なぜなら、〇〇が好きな人にも、××が好きな人にも、△△が好きな人にも聴いてもらいたいし、聴いたら絶対に好きになってもらえると思うから。
そういう歌なんです。
4月14日、ぜひ聴きにきてください。
-Sons of Nice Song vol.1 -
日時:4/14(土) Open18:30 Start 19:00
出演:リーファンデ(Lee&Small Mountains)、東郷清丸
会場:Book cafe & bar カゼノイチ
料金:予約2000円 当日2200円 学割1500円
(いずれも+1ドリンク)
ご予約は以下のホームページまたはメール、twitterからお願いします。
予約用web https://reserva.be/dreamy1
メール dreamycop2010@gmail.com