ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

先週末のこと(Social tower marketと「カレーとDJ」)

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10/7(土)
娘の学芸会の後、急いで名古屋市のテレビ塔で行われているSocial tower marketへ。3年連続で遊びに来ている。
今年の目当ては王舟。アルバムはずっと愛聴していたものの、ライブを観たことはなかった。
初めて聴く王舟の歌には、例えば曽我部恵一の圧倒的な迫力や、澤部渡の心の急所をピンポイントで突いてくる感じとも異なる、聴く者を包み込むような大らかさと、周りの風景にフィルターをかけてしまう力があるように思えた。そしてギターがとても上手だった。
夏のような日差しを浴びながら、「あぁこのまま溶けちゃいたいな」と夢想しているところにさりげなく入り込んできた電気グルーヴ「虹」のカバーの美しさ。トリコじかけになるってこういうことか、と思った。

王舟を観た後は急いでパルコの世界堂へ。7月のOur Favorite Thingsで小田島等さんに描いてもらった娘の似顔絵をようやく額装してもらう。そういえば2年前のSocial Tower Marketでは娘と二人で小田島さんのライブペインティングを見たのだった。


再びテレビ塔に戻り、Tempalayのライブ。こちらも初体験。育ちが良さそうな東京インディーシーンへのカウンターのような、不良っぽさと底意地の悪さを感じさせる佇まい。そして絶対にシッポを掴ませないぜと言わんばかりに目まぐるしく変化するグルーヴにシビれた。普段は音楽に一切興味のない次女も「Have a nice day club」で踊ってた。

 

 

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10/8(日)
朝から町内の神社のイベントにかりだされた後、息つく間もなく新安城駅前ラヴィエベルへ。「カレーとDJ」というパーティーに参加させてもらった。店主ウエノ氏の「ブロックパーティーって感じでやりたい」という言葉通り、軒先にデーンと鎮座するElectro Voiceのスピーカー。マジかよと超ドキドキしつつ、日曜日の昼下がりにふさわしいグッドメロディーかつおだやかなリズムの曲を中心にかけさせて頂く。人通りもまばらな新安城、最初はどうなることかと思ったけど、陽が傾くにつれて、ウォーキング中のお姉さん、飲み会帰りの会社員グループ、近所のライブハウスに出演する外国バンドマンなど、実にダイバーシティなお客さんが寄っていってくれた。おだやかな天気の中でメインDJをつとめる二宮さんのプレイを聴きつつ、いつか街の名物パーティーになる日を夢想した。そしてそんな私たちが心を込めてお届けするレギュラーパーティーKennedy!!!は10/14(土)の20時スタート。カゼノイチでお待ちしております。

 

 

帰宅後、録画しておいたNHK「シブヤノート」を観る。我らがスカート、演奏はもちろんトークもバッチリのやつだった。

いい週末だった。