ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

年末年始のこと

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今さらながら年末年始のあれやこれを備忘的に。

12/23 年末調整GIG×カクバリズム
灼熱のサニーデイ大阪公演の二日後、性懲りも無くダイヤモンドホールへ。
名古屋では開催されなかったカクバリズム15周年祭りの番外編的なイベント。
トップバッターのスカートはシマダボーイ不在だったけど、オーソドックスな4ピースだからこそ足腰の強さが際立つ、非の打ち所がない演奏でしみじみ楽しかった。「名古屋で大きいところでやるのは初めて」とのことだったけど、もうこのサイズの会場が自然だよね、という堂々たるステージ。新譜にライブにラジオに、今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。

続いて登場はCHAI。いっつもチケット売り切れててこの日初めて観ることができたわけだけれども、噂どおり新しさしか感じないエンターテイナーぶりで、なんだか未来は明るいぞって気になった。一緒に行った妻は「生まれ変わったらCHAIになりたいって言ってた。

そしてもう観る前から最高ってわかってるcero。この日も横綱相撲でした。私のようにリズム感に欠ける人間には、ついていくのが到底困難な変拍子なんかが山盛りのプログレッシブな音なのに、高城晶平の楽しそうなステージングに導かれると、いつの間にかすごい高みで踊っているんですよね。まるで大きな帆船の船長さんのようである。彼こそが真のキャプテンオブザシップだ。
いいライブ納めになりました。

12/31
近所の神社の行事のため、野外で年越し。知り合いもおらず、明け方の寒さと孤独に震えながらイヤホンでオーディナリーミュージックを聴く。カジヒデキの選曲でミツメのエスパーがかかる。最低の年越しが少しだけ救われた。家に帰ってから仮眠。「逃げ恥」全編とサニーデイ野音DVDを観る。

1/2
年末に発売されたサニーデイ特集のユリイカを名古屋のジュンク堂で入手。
北沢夏音小田島等、澤部渡、石塚淳…大好きな書き手が多すぎてどっから読んでいいかわからず、ココナッツディスクの矢島さんとフミヤマウチさんのエッセイから読んだ。泣いた。俺がずっとなんとなく心の中に思っていたけれど、酔っ払った時とかひどく高揚した一瞬にしか言葉にできなかったことを言葉にしてくれていた。曽我部恵一の「」という言葉と共に、サニーデイ好きで良かったなーと新年から総括モードになってしまった。

1/3
神社の仕事があったため私の実家に疎開していた子供たちが帰ってきた。引率してきた父と痛飲。というところまでは良かったが、夜中に目を覚ました父がトイレと間違えて階段から転げ落ちるというアクシデントが発生。ケガがなくて良かった。
そういえば父に連れて行ってもらった初めての映画は「機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙」だったんだけど(4歳の頃の話だ)、アムロの父親が階段から落ちて死んでしまうシーンがあったんだよな、ということを思い出した。


今年もよろしくお願いします。