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ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

2017年一発目のライブはトリプルファイヤー@金山ブラジルコーヒー

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矢野顕子の深く荘厳な世界に浸った後、駆け足でトリプルファイヤーのライブへ。

なんたる落差。

会場は金山ブラジルコーヒー。


知る人ぞ知る名古屋インディーロックの殿堂である。


とは言え、基本的な構造は普通の喫茶店であり、ライブハウスのような爆音PAは望むべくもない。

しかもこの日はなかなかタフな環境
満員御礼のフロアを子供が走り回り、グラスは割れ、ガハハと対バン目当てと思しきお客さんの高笑いが響く。

 

このアウェーの洗礼にで、果たしてトリプルファイヤーは打ち勝つことができるのか。吉田は心折れることなく最後まで戦い抜くことができるのか?

 

そんな不安が募る中、対バンのMCデンジャラスハーブを意識した吉田が、マイクの前に立つなり「YO!」とキメてみるも、声が小さくて誰にも気づかれない。

 

あぁやっぱりダメか…と思った瞬間、ガチっと鳴り始めた「SEXはダサい」のイントロ。

これが息を飲むほどカッコいい。

 

左からベース、右からギター。
まったくエフェクターを使わず、ほとんど生音に近い、ストイックな音で繰り広げられる緊張感ある絡み合い。

 

特に中盤で披露された新曲は、もう歌詞が面白いとかそういうのが一切関係ないレベル。

常に賢者タイムのような表情で、変態道を極めた技巧的なフレーズを弾き続ける鳥居氏と山岸氏の指先を見ているだけで、軽くとべました。


いやでもこうなるともう吉田いらなくね?という話になりそうものなのだけれども、そんなことなくて。

吉田氏のボーカルもまたとても良かったんですよ。


声が大きくて。

いや大事、デカい声。
特にこういうアウェーで耳目を集めるためには。
グダグダなMCからの反転力に、プロのパフォーマーとしての凄みを感じましたよ。


ちょうど一年ぶり観たトリプルファイヤーでしたが、ものすごく進化してるなぁと思いました。


とは言え、出番が終わった瞬間に女の子たちにデレデレしてる吉田さんは相変わらずでしたけどね…。


ともかく、いいライブ初めになりました。