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ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

番外編:相対性理論のライブに行ってきた。

相対性理論のライブに行ってきました。 

まだアルバムも半分くらいしか聴いてないから知らない曲も多いし、メンバーも何人いるんだか分かんないけど、内なるシックスセンスが発するシグナルに従って慌ててチケット取ったら、最後の10枚くらいだった。


最後尾で会場に入ると、SEは音楽ではなくモゴモゴとした何語かもわからないポエトリーリーディング
ブルーの照明と相まって醸し出される深海感。
前衛感というか、こけおどし感が期待を高めますよ。


そして、しばらくしてそのポエトリーリーディングがアナログ感のあるヴォコーダーボイスに。
坂本龍一"千のナイフ"に乗ってメンバー登場。

YMOのライブ盤、"公的抑圧"あるいは、"Live in Greek theater"へのオマージュかしら?と、ほぼアラフォーのおっさんは密かに興奮。


4人のメンバーはみんな育ちが良さそう、ということくらいしか満員のZeppでは確認できず。
そして、やくしまるえつこさんは、プリキュア風味の巫女さんみたいな格好。



最初カラオケ一曲ずつ、MCも一切なく淡々と演奏。
メチャクチャ音がいい。照明も超ハイテク。
初の名古屋ということあるのか、バンドのクールすぎる佇まいに満員の観客も最初は拍手すらできず。

だからと言って盛り上がっていないというわけではなく、皆がその興奮を内に秘めざるを得ないような禁欲的というか、倒錯的なムード(と、私は理解しました)。


いかんせん、最新作とか聴いてないから曲のタイトルが分からないので一曲ごとの感想が上手く書けないんですが、総論としては、ホントに底知れぬバンドだと思いました。


たぶん、きゃりーぱみゅぱみゅYUKIからの流れで聴く人もいるだろうし、戸川純四人囃子を重ねる人もいるかもしれないし、パワーポップ具合にハイスタ、ブルーハーツすら彷彿とさせる潔い気持ち良さもある。
アニメはまったくわかりませんが、エヴァンゲリオン的世界観?も多分にあるんでしょう。


ちなみにワタシは永井聖一の変幻自在過ぎるギターに、最初に書いた初期YMOにおける渡辺香津美とか、The Smithsジョニー・マーとか、バービーボーイズのイマサなんかと同じものを勝手に見いだして、盛り上がっていたわけですが。


とにかく、ここ30年くらいの日本で流通したサブカルチャーを、時間を超えて全部引き受けて、総括しちゃった感じがするんです。しかもこのシンプルな4ピースで!



となると、この"相対性理論"っていうバンド名が、そもそもそういうことだったのか、という感じもしてニクいというか、恐ろしいというか。


ま、そんなこと改めてワタシが言うまでもない周知の事実なんでしょうが、すみません、ビギナーなんで。


右脳と左脳、どっちも心地よく忙しいライブでした。