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ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

File092:石野卓球 "KARAOKE JACK"

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2001年に出た石野卓球のソロであります。

卓球のソロ作品ということは、電気グルーヴとは明確に一線を画す、ゴリゴリの電子音楽から成るダンスミュージックに違いないと考えるのが自然な流れでありまして、そうするとセミの一生並みに流行り廃りが速いテクノ界においては、14年前の音楽なんてなんの価値もない。


と、思いながら聴いてみたんですけどね、ダンスフロアーでの機能性だけを追求するわけではなく、十分にアルバムとして成立するだけの色彩と言うか、ユーモアとファンクネスと普遍性が搭載されてます。


多分、石野卓球が長いキャリアを通じて培ってきた、リスナーとしてミュージシャンとしての引き出しというか、音楽的財産がケタ違いに豊富だから、経年変化に耐えうる作品を作れるんじゃないかと思いました。

ついでに感覚的なこと言うと、卓球の作る音って、なんか太くて丸くて、独特のファット感があると思っているのですが、眉毛は音に出るということでしょうかね。