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ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

File080:The Charlatans "Simpatico"

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シャーラタンズ

メンバーが捕まったり死んじゃったり、色々な荒波を乗り越えて、今なおマッドチェスター世界遺産的に現存しているバンド。

ストーンローゼズ、ハッピーマンデーズ、その他もろもろのことを思えば、奇跡的な存在。




もっとも、活躍したのはマッドチェスター以降で、特に97年発表の"Tellin' stories"は私の中のロック殿堂入りしている名作。



とは言え、それ以降の作品は自分的にどうにも引っかかる部分がなくて、すっかり疎遠になっておりましたが、ど田舎のブックオフで久々の再会。


昔の彼女に旅先のスナックで出会う感じに似てる、かもしれない。似てないかもしれない。



よく言えば柔軟、悪く言えば節操なく、作品ごとにスタイルを変えていくのが彼らの特徴だと思うのですが、このアルバムの核になっているのは、レゲエ。

シャーラタンズとレゲエの組み合わせ、悪くないイメージなんですけど、実際に聴いてみるとかなり微妙。ちょいと消化不良かなぁ…。


その中で一番グッときたのは、"Arise,Arise"というレゲエとは縁遠い、ロックチューン。

頼りない歌声で、一生懸命ファイティングポーズとる感じが、私の中のなけなしの男子的ロックスピリットを熱くさせるのですよ。

と、ここまで書いて気づいたのですが、シャーラタンズのストロングポイントって、このティム・バージェスの永遠の17歳的ボーカルにあるんじゃないかしら。


彼の声で歌えば、どんなレゲエもダンスビートも、シャーラタンズ印が焼き付けられると言うか…。



というわけで、ティムがケミカルブラザーズとやった"Life is sweet"が聴きたくなったんだけど、シングルもアルバムも手元に残っていないという悲劇。


ティムのソロ曲をNew Orderオシドリ夫婦・The other twoがリミックスした曲もメチャ良かったです。