ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

File077:角松敏生 "Before daylight"




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今年96枚目。


子供の頃から名前は知ってたけど、なんか苦手なイメージがありました。

なんか髪型とか貴族みたいだし、顔もナルシストっぽいし…。


でも世はシティポップリバイバルですからね、一応この辺もオサえておかなければ、と気合を入れてレジに持っていきました(超能力なジャケット写真に萎えつつも…)。 


この作品は1988年、まさにバブルまっさかりの季節に出た作品のようで、ジャパンマネーにモノを言わせてナイル・ロジャースにもギター弾かせてます。
オリコン2位だったそうです。



一曲目”I can give you my love”は電話の呼び出し音から始まります。

電話に出たのは、寝ているところを起こされたとおぼしき若い女性。

気だるく不機嫌そうに、「もしもし…」と応答します。 

すると電話の向こうから聞こえてきたのは、外人のヒャッホー!!!という嬌声とゴキゲンなパーティーサウンド。

ファンキーナイトの始まりだぜ!!と高らかに宣言しています。


でもこれ、ただのイタズラ電話じゃ・・・。


というこちらの困惑など気にすることなく、ファンキーなブラコンサウンドに乗せて「サラリーマンなんてダサいぜ。お前に俺の愛をくれてやるよ。お前はもっとキレイになれるはずさ」と自信満々に、歌い上げる角松敏生
まさにノリノリ、これぞイケイケ。



いや、別に角松さんを責めたいんじゃないんです。

私はただ、わからないだけなのです。

ここまで浮世離れした音が、オリコン2位なってしまった88年という時代が。

みんなが素敵な夢に浮かれられる、いい時代だったんでしょうか、それともおちおち安眠もできないロスジェネにはキツ過ぎる日々だったんでしょうか。


ま、それはともかく、肝心の音の方ですが、ところどころドリーミーポップ刑事である私の琴線に触れる部分もありましたが、全体的にメロディがツボらないんですよね…。私の感性が四畳半サイズだからでしょうか。

ただ、この作品は外部プロデューサー任せの異色作のようなので、機会があればもう一枚はチャレンジしてみようと思いました。