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ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

file070: R.E.M "Life`s rich pageant"

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The Wallflowersに続き、アメリカの田舎出身バンド・R.E.Mの登場であります。

アメリカはダサいみたいなこと言っておきながら手のひらを返すようで恐縮ですが、同じ米国産バンドでも、R.E.Mだけは特別です。

"Out of time"以降のアルバム、特に"Automatic for the people"は10代から20代前半にかけて、レコードだったら溝が無くなってるよねというレベルで聴きまくったし、最後の来日ツアーを前から3列目くらいの席で観れたことは音楽人生最大トピックの一つと言ってもいいくらい。


しかしであります。

初期はどうもしっくりこない、というのが正直な気持ちなんですよね…。

バンドが鳴らす音とマイケル・スタイプの声が合わない気がするし、どことなくイギリスを意識した感じがやぼったい気もするし…。
 

今回、このアルバムを何回も聴いてみたけど、残念ながらやはりその印象がガラッと変わることはなかった。
好きな曲もあるんだけど、俺の期待するR.E.Mではないというか…。


やっぱり"Out of  time"からの数枚は、ただのロックアルバムじゃなくて、アメリカの閉塞感みたいなものを全て背負っているかのような、特別な作品だったんだなと。


リスナーとして、あの流れをリアルタイムで感じられたことは幸せだったし、あれだけの重荷を引き受けた上で、健全なバンド生命を全うしたR.E.Mというバンドは実にタフでクレバーなバンドだったよね、と"Everybody hurts"を聴きながら酒飲んで、必要以上にしみじみしてるところであります。