ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

File064: Donald Fagen "The Nightfly"

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自分もたまには高級な音楽を、ワイン片手に高尚に語ってみたい。


しかし、そのためにはこのジャンクな音楽センスを改善せねばならない…。


そこで思いついたのが、ドナルドフェイゲンの"The Night fly"を聴いてから、富田ラボが書いた解説本を読んで、音楽の聴き方、語り方を勉強するという素敵なアイデア


これで少しは深みのある人間に成長できるのではという下心を持って、まずCDから入手。


苦み走った表情の、まさに大人の色気を漂わせた白人男性が印象的なジャケットです。

やっぱ35歳過ぎたらこういう男になりたいね、とプレイボタンをポチります。

一曲目の"I.G.Y"から繰り出される、クールな楽曲、洒落たアレンジとなめらかな演奏。


実にラグジュアリー、まさにアーバン、そして真剣なセッションの合間にユーモアまでも挟んでしまうプロフェッショナルの余裕。


いいですよ。
分かりますよ。
これぞ今の俺が聴くにふさわしい音楽。
もう神聖かまってちゃんとか聴かないよ絶対。


と、言いたいところですが、なんすかね、この物足りなさ。

頭では素晴らしいことは分かるんだけど、心と身体に染み込んでこない。

たぶん、ボーカル、メロディがもう少しガツンと、濃い味にしてほしいんだと思います。

ほら、いつもジャンクフードばかり食ってるから…。



いやしかし、本読んだら変わるかもしれないし、と本屋さんで富田ラボ著『ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法』を手にとってパラパラめくってみたんですけどね。


難しくて何が書いてあるか全然わかんねーっす。

一瞬で諦めました。



いいおっさんのくせにAORがわからない、楽譜も読めないクソ不粋野郎ですよ、俺は…。



しかもね、その本の帯に大根仁が「宇宙に持っていくならこの一枚」とかコメントしてたことがね、悔しいんですよね。


大根仁に負けたのか、と。


なんで悔しいかを書くと差し障りがありますけど。


でもまぁ、大根仁もホントは見栄張ってるだけだと思うけどね!
(負け惜しみ)