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ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

File059:JUNK FUJIYMA "To the sky"

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以前、福島県のとある、初めて入ったロックバーで、「山下達郎氏はJUNK FUJIYMAのことをどう思っているのか」という話題で盛り上がったことがある
山下達郎は日本中の音楽ファンの偉大な共通言語)。


一応知らない方のために書いておくと、このJUNK FUJIYAMA氏、とにかく達郎に歌と曲がそっくり。


そして彼を世に送り出したのが、かつて達郎のバックでもドラムを叩いていた大御所・村上ポンタ秀一であることや、曲や演奏のクオリティもやたら高いということが、ただのモノマネと切り捨てることのできないややこしさを招いているわけであります。


で、今回ワタシもシングルながら初めてちゃんと聴いてみたわけですが、やっぱりこの高品質はちょっとすごいと思いました。


ただ、ここまで似ていると逆に相違点も目についてくるわけで、その一番の違いは、ある種の陰りや憂いのようなものの有無かな、と思いました。

JUNK氏の曲はとにかく真っ直ぐ。
青い空!白い雲!気持ちいい!みたいな、爽やか100%フィーリング。

一方、達郎氏は青い空は美しいけど、どうせまた曇るし雨も降るし…みたいなヒネくれ感がある(気がします)。


自分みたいななんちゃって達郎リスナーが言うのもなんですが、俺の好きな達郎というのは、そういうある種のブルーズを感じさせるところなんだよな、ということを再認識。


だからと言って、JUNK FUJIYAMAはナシかと言うとやっぱり難しくて、今の達郎氏はこんな振り切ったファンキーポップチューンは絶対やってくれない。

この気待ちよさを新曲として聴けるというのは、なかなか抗いがたい魅力でないかと…。


ホントに面倒くさいというか、位置づけが難しいアーティストだなと改めて思った次第です。