ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

File058:神聖かまってちゃん "フロントメモリー"

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もろにTMネットワークなイントロから始まり、川本真琴のヒステリックな金切り声で、夏休みの煩悩がブチまけられる5分間(ほぼ間奏なし)。


最初に聴いたときは、まるで字の汚い小学生の筆圧のようなテンションに圧倒されて、もう二度と聴きたくないと思いました。

とにかく曲を構成する要素、歌も、歌詞も、アレンジも、全てがダサい。

でも、そのダサさに対する言い訳というか、「あえてのダサさですよ」とか「逆にアリでしょ?」的な態度が一切感じられない。


ダサいものを、ためらいもなく一心に積み上げている。


この感覚、90年代に青春期を過ごした私のようなおっさんからすると、なんかとても新しいものに思えます。



そういう姿勢が音に現れているからか、ただ単に俺がTMチルドレンだからか、気がつくと何度も再生ボタンを押すようになってしまいましたよ。


かと言って、今さらこのバンドが'俺のバンドだぜ'と思うほど図々しくはないですけどね。