ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

File046: Salon music "MASH"

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サロンミュージック、思えば小学生の頃から名前は知っていたのに、アルバムを聴くのは初めて。


なぜ名前を知っていたかと言えば、メンバーの吉田仁がフリッパーズギターのプロデュースをしてたから。

その後も彼はザ・コレクターズ(名盤"UFO CLUB"!)、ピロウズなど、自分にとっても、日本のロックにとっても重要な作品をプロデュースしているので、この歳になって初めて聴くのは、なんだか遠くに暮らす親戚に初めて会うような気持ちです。。。



さてこのアルバム、一曲目はシューゲイザーなロックチューンをがっちりキメたと思えば、二曲目は無国籍なギターインスト。

さすが大人は引き出しが多いね、と感心していたところの三曲目!


これ、トラットリアのコンピに入ってたヤツですね("Wanna be tied")!



蛮勇を奮って黒歴史を開陳すれば、俺が高2の文化祭で作った映画(と呼べるシロモノじゃないけど、便宜上こう呼ぶ)のBGMに使わせてもらった曲ですよ!

そんな思い出補正抜きで、今聴いてもメチャクチャ格好いいです。


相変わらずどう説明していいかわかんない曲調なんだけど、シンセの音程が絶妙に不安定だったり、音色に倍音が異常にたくさん含まれていたりと、ディテールを山ほど積み上げたところに乗っかる竹中仁見のアンニュイで捉えどころのないボーカルが、この曲を特別なものにしている、ということは分かった。


この曲だけでも十分に聴く価値のあるアルバムですが、同じように他の曲も同じようにパッと聴いてもイカしてる感は伝わるし、よく聴けば聴くほどに新しい発見があったりして、さすが30年以上ロックし続ける人達は違うなと思った次第であります。



ついでに言うと、トータルタイムが37分ってところも、オトナは長居なんてしないぜ、という粋を感じるところであります。

M☆A☆S☆H

M☆A☆S☆H