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ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

File42:THE THE "MIND BOMB"

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出張ブックオフ第三試合。

初めてのThe The。

ジョニー•マー在籍時の作品ということでチャレンジしてみました。


全体的なトーンとしてはかなりシリアス。湾岸戦争の時に出た作品のようで、歌詞も政治色が濃い模様。

なんせ、裏ジャケットでは白い鳩が銃剣に刺されてますからね…。

ぶっちゃけ、こういう眉間にシワ寄り系というか、ドリーミー要素が足りない音楽は苦手です……というのが、第一印象。




でも、マー先生の仕事ぶりはしっかり確認しておかなければと思い、もう一度プレイオン。


するとよく聴くと、確かに明るさはないんですが、なんだかドアーズのような、どこか妖しい、シャーマニックな男の魅力にあふれた音楽のような気がします。

こちら英語がよく分かりませんので、政治的メッセージということは抜きにしても、音楽としての芸術性というか、普遍性に優れているのではないかと。


そしてマー先生は、ある時は前線でソロやカッティングをかまし、またある時は後方で効果音的サウンドを作り出すなど、独特の世界観を作り出すべく献身的に奔走。


さすがモリッシーと一緒にやってただけのことはある、バンドマンの鑑ようなプレー。


やっぱり音楽は、誰かのエゴが全面的に出ている方が、面白くなる勝率は高くなるのではないかと。

その点、このThe Theは、マー先生をはじめ、メンバーみんながマット•ジョンソンというストライカーにボールを集めるという戦術に徹して、力強い音楽を作り上げることに成功している気がします。
古今東西のスーパーユニット的なバンドが期待外れ終わるのはここで譲り合ってしまうからではないかと)


雷の夜に似合うアルバムだと思いますので、これからの季節、いかがでしょう?