読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

File033:A tribe called quest "Midnight Marauders"

f:id:dreamy_policeman:20140527180159j:plain

誕生日に入手シリーズ最終回。
ようやく少し明るい兆しが見えてきた。

1993年の名作。
あまりにも知ってる曲が多すぎて、持ってるかと思ったくらい。


前に取り上げたEric B & Rakim から比べると、たった数年でヒップホップという表現がものすごく洗練されたものになってきたことがよく分かる。

しかも、ただジャズをネタにしたお洒落なトラックというだけじゃなくて、ユーモアもサイケデリックも全部搭載されているところが、うつろいやすいヒップホップというアートフォームの中で不動の名盤の地位を築いている所以かと。


しかし、これもおそらくさんざん語り尽くされていることだとは思うのだけれども、このアルバムが無ければ、日本の文系ヒップホップシーンの拡大は無かったんではないかと、今さらながら思う。

と同時に、このアルバムに呼応するかのようなクオリティで、わずか2年後に"5th wheel 2 the coach"を作っちゃったスチャダラパーもやっぱりすごいし、こういう海を越えたリアルタイムのフィードバック感にはロマンを感じる。


ヒップホップに興味がない人も、小粋BGMとしても活用できるので、見つけたら即買いをおすすめします。

MIDNIGHT MARAUDERS

MIDNIGHT MARAUDERS