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ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

File029:Radio-K "Just two of us"

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珍盤にして名盤を見つけました。

アルバムタイトルを訳すと、"俺たち二人だけ"。
しかもジャケットに写ってるのがバービーボーイズのコンタとイマサの二人。

そうなると当然、このRadio-Kなるユニットは、2人のスピンオフ企画だろうと思いきや、実は三人組。
能勢寛というミュージシャンも参加している模様。

「ふたりぼっち」というコンタ主演の映画のサントラ的ミニアルバムらしいです。


なんとなく大人の事情というものを感じます。



しかし、存在を消されてしまった能勢さんも黙ってはいません。
ボーカル曲の半分を作詞作曲し、さらになボーカルまで担当して存在感をアピール。


ロックンロール的反骨精神を感じます。



収録曲は全6曲。
インストも含めて、80's ニューウェーブとヤンキー性の融合という感じで全曲素晴らしいです。


中でも、普通に聴いたらできそこないのルースターズみたいな2曲目が泣けます。


なんだろうこの中毒性は、と思って聴いていたのですが、その秘密は(おそらく)イマサのギターにあるのではないか、と。


特に間奏のカッティング。
ザ・スミス信者の私が、元も子もない言い方をしますが、まるでジョニー・マーが乗り移ったかのようです。

ただ、この曲に限らず、この二人にはすごく共通するものがある気がします。


真似っことかそういうことじゃなく、リズムのタメた感じとか、メロディに絡みつくように形を変えていくフレーズとか。

ま、偉そうなこと言ってますが、俺はギターまったく弾けません。



スミスにおいて、ジョニー・マーモリッシーという灰色の文学青年に色彩を与えたとするならば、バービーボーイズにおいてイマサはコンタと杏子というヤンキーカルチャーのアイコンに奥深さを加えた、という感じでしょうか。



ややこしいことはともかく、これは好きな人にはかなりハマる作品ではないかと思います。


JUST TWO OF US(紙ジャケット仕様)

JUST TWO OF US(紙ジャケット仕様)