ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

File021:Citrus 『Wispy, No Mercy』

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記念すべき今年40枚目に購入したCDも、もちろん通りすがりの250円モノ。淡々と。


Citrusは、平成のポップ音楽史に偉大な足跡を遺したトラットリアレーベルから何枚かシングルのみリリースしてたバンドです。

コンピ盤では聴いてましたが、外人か日本人かも知らなかった(日本人でした)。



まず、なんと言ってもジャケットがなんかオシャレですよ。

自分のような田舎者が言っても説得力がないけど、ほら、キツネなんちゃらみたいじゃないですか、フランスの。パリの。


そして音の方もオシャレが過ぎる。


ディズニー音楽をガレージバンドが演奏したような、と言うと陳腐な表現だけど、キャッチーなメロディを自由に出し入れしてくる巧みさがニクい。

若いくせに、老獪なベテランピッチャーのようですよ。


しかし、一聴するとものすごくポップなんだけども、実はすごく閉じてる音というか、多くの人に聴いてもらいたいという気持ちがまったくない音楽のような気もする。


テンポが速すぎるし、アレンジもすごく芸が細かいことしてるけどわざと散らかしっぱなしって感じだし、高音と低音のバランスもなんかおかしい。


ジャケット同様、とにかくハイセンスな自分たちとスモールサークルの友達が面白がれる音が出せればそれで良し、といことなんでしょう。


ドリーミー刑事としては、こいつはブルジョア知能犯による計画的犯行と断定。


情状酌量の余地はないので、ひねくれ系ポップミュージックが好きな人は見つけたら即逮捕をおすすめしておきます。



Wispy, no mercy

Wispy, no mercy