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ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

番外編:NAVI CARS特集『徳大寺有恒という生き方』

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徳大寺有恒(以下、巨匠)をリスペクトしている。


巨匠は、ムッシュかまやつの名曲『ゴロワーズを吸ったことがあるかい?』を地でいくような人である。


"何かに狂ったように凝れば凝るほど、君は人間として幸せな道を歩いていくだろう"


『間違いだらけの車選び』が大ヒットして大金持ちになったのに、すべて車と葉巻にぶち込んで貯金はせず、高齢と持病で仕事があまりできなくなった今は、お金がないらしい。


しかしこれは、無頼とか浪費というものとはちょっと違う。


巨匠は名著『ダンディートーク』において、薩摩治郎八を引きあいに出しながら、"思い切り人生を楽しんで、死ぬ時は一文無しでかまわない"と宣言していた。

いわば計画通りの人生なのである。


もっと言うと、死をもって、彼のダンディズム道を完成させようとしているのかもしれない。



翻って自分。子持ちリーマン35歳。

巨匠へのリスペクトは真実であるものの、大した物欲も放蕩する原資もないし、ゴロワーズも吸ったことがない。


ただ、久々に巨匠の生き様に触れて、"車選びは自己表現"というささやかな幻想くらいは大切にしてもいいんじゃないかと思い直した。


そう、車は電子レンジや冷蔵庫とは全然違うものなのだ。

ドアの枚数、燃費よりも大切なものがあるかもしれないんだぜ。

そんなささやかな思い入れを、近々購入を予定しているセカンドカー選びに反映させてみたい。



と、ここまで偉そうに書いてきたわけだが、俺がAT限定免許しか持っていないことは、ここだけの秘密にしてほしい。


NAVI CARS (ナビカーズ) 10 2014年 03月号 [雑誌]

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