ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

バナナレコードでバイトしたいサラリーマンが投げるmessage in a bottle

File005:Sclitti Politti 『Cupid & Phyche 85』

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喫茶スロースで読んだ一昔前のミュージックマガジンで、このアルバムが絶賛されていたことを思い出して入手@バナナレコード大須店。
 
バンド名から想像していたのは、Durutti Columnみたいな、実験的な音だったんだけど、メチャ売れ線っぽいポップス。良い意味で。
 
清水信之がアレンジしてた岡村靖幸大江千里、あるいは初期TM NETWORK など、80'sエピックソニー全盛期の作品群を思い出した。
 
あとは初期のプリンスとか、XTCとかの香りも。
 
全ての音が立体的に構成されている感じがするんですよね。建築物っぽい感じと言いますか。
これはプロの仕業だな…と刑事の嗅覚が疼いたよ。
 
そう思うと、サンプリング技術が進歩した90年代の音楽は、音色そのものをいじれないからか、どこか平面的というか、ペタっとしたペースト感があるような気もする。
プロフェッショナルなアレンジャーにとっては、物足りない時代だったかもしれないな…。
 
 
 
でも、この全編にわたってガンガン鳴ってるデジタルシンセ音は、一昔前ならダサくて聴くに耐えないものであっだろう。ようやく時代が一巡して、ビンテージ感が出てきたというか。Prefab Sproutにも同じことが言えるかもしれないが。
 
名盤と言えども、出会うタイミングも大事、と中古盤捜査の難しさを改めて感じたところだ。
 

 

 

 

Cupid & Psyche 85

Cupid & Psyche 85